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乳児院で働く保育士の仕事内容。どうやって求人を探せばいいの?

乳児院

保育士の職場と言えば保育園とイメージする方が多いと思いますが、最近では保育園のほかにも、乳児院などでも活躍している保育士の方が多くいます。

ここでは、乳児院について、そしてそこで働く保育士の仕事に触れています。

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乳児院について

資格なしでも乳児院の仕事はできる?

乳児院とは何かしらの事情から、養育者がいなく生活に困っている新生児から2歳程度までの乳幼児が生活をするための福祉児童施設です。

児童福祉法では生まれてから1歳未満の児童を養育するのが乳児院となり、1歳以上の児童に関しては児童養護施設にての養育になるようですね。

厚生労働省の調査では、2014年時点で全国に132カ所の施設があり、3016人の入所が認められています。

かつては、捨て子や戦災孤児などが大半の入所理由でしたが、現在は虐待や家庭内の問題により、預けられる乳児が多くなっています。

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乳児院での保育士の仕事

乳児院で育つ男女双子の赤ちゃん

保育士の資格を生かして働く場合でも保育園と乳児院での場合には、業務の内容が大きく異なります。

もっとも大きな違いは、乳児院は乳児にとって、生活の場もしくは家庭になることです。

保育園の場合にはあくまでも養育者が不在の短い時間だけの保育となりますが、乳児院では24時間養育者に代わり、乳児を育てていくのが通常です。

保育士として乳児院で働く場合の具体的業務は、一言でいえば母親代行です。

ミルクあげから始まり、おむつ替えや入浴、抱きかかえや寝かせつけや遊びまで、乳児の母親となり保育をしていきます。

また、一緒に働く栄養士や看護師などと連携を図り、健やかに成長をするためのケアプランを考えることも大切な仕事です。

保育園では時間が来ると、母親が迎えに来ますが乳児院ではそのようなことがなく、保育士の方が24時間体制で乳児の世話をします。

また、世話をする乳児は一人だけではありません。

このため、乳児1人1人の個性をキチンと見分け、それに合わせたケアも必要となるため、非常に大変ではありますが、やりがいの大きな仕事でもあります。

このほか、役所まで行き戸籍関係の手続きをおこなったり、里親などが現われた時などにも対応が求められます。

児童養護施設で働く保育士の仕事内容。

乳児院の求人はどこでみつける?

乳児院にいるキュートでかわいいベイビー。

乳児院で働きたいと思ったら、先ずは保育士などを専門に扱う求人サイトなどで、児童福祉施設の求人を探してみると良いですね。

また社会福祉法人でも保育士の求人を公表していることがあるので覗いてみてください。

乳児の人生に関わる仕事のため、責任も一際大きくやりがいがある乳児院での仕事。保育士の資格を獲得したなら是非チャレンジしてみませんか?

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