大阪芸術短期大学部通信教育科で保育士を目指す
いくつか通信制大学の候補があったが、住まいが関西でスクーリングしやすそうだった事が決め手となり大阪芸術短期大学にしました。
また、保育士を目指していたので昔から保育士養成校の短期大学としてよく知っており、信頼感があったためこちらの学校にしました。
スクーリングに通学しました
保育科だったため学生の9割が女性でした。
年齢層は様々でしたが、高校を卒業してすぐに入学している方が3割ほど、あとは社会人や主婦が多い印象を受けました。
特に「保育士」という資格のため、子育てを経験されてから入学した、という方が多いように感じました。
様々な年齢の方たちと、同じ目標をもっていることから仲間になれたことも卒業へのモチベーチョンになりました。
授業の内容は、講座、実技と様々です。
実技では沐浴や離乳食つくり、人形劇など保育科ならではで、まったく保育に関わったことがなくてもわかりやすくためになりました。
ただ、ピアノだけはスクーリングだけでは難しく、教室に通ったりして自主練習しました。今となってはいい思い出です。
単位の取得方法とわたしの勉強のやり方
大阪芸術短期大学通信教育の単位の取得には2種類有りました。
スクーリング+α
一つはスクーリングを受け、必要な要件を満たすことです。普通に授業を受けていれば合格して単位が貰えるものもありますが、「ピアノ」や「歌」などは試験がありました。
課題曲があり、基準に満たしていないときは不可になってしまいます。それらは事前に練習する必要がありました。
レポート提出+試験
もう一つは自分で教科書を読み解き、レポートを提出。そののちに試験を受け合格すると単位が貰えまます。
こちらは月に1回試験があり、それにむけてレポートを提出、試験勉強もするため、自分でしっかりスケジュールを管理しながら進めなくてはいけません。
私は紙に書いて、部屋の壁に貼り忘れないようにしていました。
安い費用で短期大学卒と保育士の資格が取れる
通常の大学よりもうんと安価な費用で「短期大学卒業」と「保育士資格」が取れることです。
もちろんそれなりの努力は必要ですが、通常の大学よりもとても割安だったと思います。
また、通信制大学ではありながらも、スクーリングもあり同じ目的を持った仲間と出会えたことが励みになりました。
そして、先生方もとても親切で熱心な先生が多かったように感じました。
働いてから知るからこそ、より多く学べる事もあり、大阪芸術短期大学にしてよかったと思いました。
⇒保育士資格を取得できる通信制大学&短大の学費を比較しました。
デメリットは仕事との両立、苦労した
仕事の忙しい時期と、試験が重なるとピリピリした気持ちになってしまうこともありました。
また、試験の日程やスクーリングは休日に行われるため、仕事のスケジュールとの調整で職場に配慮していただくこともあり、申し訳なく感じることも少なくなかったです。
保育士の資格を取るには実習も必須のため、有給なども使う必要がありました。
実習、試験、仕事が続くとプライベートな休日がほとんど無い!!なんて言う月も何か月かありました。
通信制大学はこんな人におすすめ
経済的に大学進学が厳しい高校生、学びなおしたい社会人や新しくなにか資格を取りたい主婦の方それぞれにおすすめできると思います。
試験、レポート、実習などは自分との戦いにもなりますが、それをサポートする体制があると思います。
不明な点はメールや電話、はがきなどで聞くことができ、事務の方も親切に対応してくださいました。
通信制大学なので全国どこでも勉強は可能ですが、大阪芸術短期大学は関西圏に住まれている方のほうがよいと思います。
というのも、大学が近いと図書館やピアノ教室も使えるので便利なので。
民間企業から保育士に転職できた
高卒で、民間企業に就職していましたが、通信制大学で保育士の資格を取ることができて保育士に転職できました。
保育士の仕事は難しいことも多いですがやりがいも多く、転職してよかったと心から思っています。
また、保育士の資格は国家資格であるとともに求人も多いため、保育園だけではなくベビーシッターや学童クラブなど、今後も様々な場所や働き方があると思います。まさに「取って損はない資格」だと思っています。
大阪芸術短期大学でできた友人は今でも仲が良く、保育士同士で情報を交換したりできているので、こちらも大きな収穫だったと思います。
以上、通信制短大で保育士資格を取得した20代女性の体験談でした。