聖徳短期大学・通信教育で保育士の資格と幼稚園教諭免許を3年間で取得した女性のリアルな体験談です。
聖徳短期大学通信に決めた理由
昔から子供が好きで、中学生の時は学校の隣にあった保育園によくボランティアで行っていたりしました。
その頃はそれで満足していて仕事としてやりたいとは思っていなかったのですが、大人になって保育士への憧れが強くなり通信教育で資格を取得しようと思いました。
資格を取得するなら知識や能力はしっかり身につけたいと思い、通信制の大学を探して、聖徳大学の通信教育は歴史が古く自分が調べた中で実績が一番あり安心だと思ったのでこちらに決めました。
通信制と言ってもスクーリングで大学まで出向かなければいけない時もあります。
親戚が千葉に住んでいたので他の大学と比べ通いやすく、科目試験も地元の会場があり金銭的負担が少なく出来るという点も決め手になりました。
通信学習の孤独と保育士になる為の単位習得について
今聖徳大学3年目なのですが課題自体はそれほど難しいものではないので、一ヶ月一科目きちんとレポートを提出していれば終わるようになっています。
でもそれでは余裕が無くなっていつも課題に追われてしまうので、私は毎日3時間勉強して、月にレポートを2つ提出するようにしています。
自分の生活スタイルに合わせて勉強出来るのは嬉しいですが、通信は孤独との戦いで勉強中誘惑に負けないようにするのが大変です。
レポートを提出しても科目終了試験に合格しないと単位が取れないのですが、基礎科目は問題なく取得できるレベルでした。
専門科目は結構難しいものもあり障害児心理学、教育方法学は保育士になる為に必要な項目で3回も落ちてしまい苦労しました。
それでも平均的に難易度はそこまで高くないと思います。
保育士になるための実習
通信でも実習は欠かせず、私は保育士資格と幼稚園教論二種を同時に取得したかったので実習はかなり大変でした。
聖徳大学では自分で実習先を探さなければならないのですが、幼稚園のほうは出身園の先生に知り合いがいたのでそちらにすんなりと決まって良かったです。
ですが、保育園は知り合いもおらず自宅近くの保育園に何ヵ所か伺いましたが断られてしまい、6ヵ所目でようやく受け入れて頂けました。
私が行っていた幼稚園は園内にお寺があり座禅もやっているので落ち着いた園児が多いのですが、やはり活発なので園児に振り回されてかなり疲れてしまいました。
先生方も厳しく指導してくれて仕事が終わった後に反省会もあり大変でしたが、園児との接し方を色々と教えてもらい勉強になりました。
保育園は幼稚園とは違い自由な感じで園児のパワーが幼稚園以上に凄まじく、小さい子も多いのでとにかく忙しかったです。
先生方は子供が泣いた時やケンカをした時等の対処法を丁寧に教えてくれてフレンドリーだったので精神的には楽でした。
聖徳大学通信制のスクーリング
聖徳大学のスクーリングは、大学に行った事のない私にとっては大学生気分を満喫できる貴重な体験でした。
通信制受講者の年齢は様々で遠方から来ている人も多く、そういった方達と話すのはとても楽しかったです。
自宅での勉強は孤独だったので同じ目的を持つ仲間と苦労を語ったり、勉強方法や科目終了試験の情報交換も出来て参考になる事も多く助かりました。
講義も教科書だけでは分からない事を色々と学べて、質問もその場で出来るので理解力が上がり保育士になる為の心得等も聞けて有意義な時間を過ごせました。
通信教育で単位を取っていても毎年あるスクーリングにしっかり出席しないと卒業は出来ないのですが、夏のスクーリングは長いので時間を作るのに少し苦労しました。
保育士資格を取得してからの道
今年の3月で聖徳短期大学を卒業予定です。
まだ終わってはいませんがこの3年間は色々と忙しくもあり充実した日々でもあり、思い切って通信制の大学に来て本当に良かったと思っています。
卒業後は保育実習に行った地元の保育園で、保育士としてお世話になる予定です。
先生の数が足りないという事で実習中から誘っていただき、就職活動に苦労する事もなく恵まれていたのだと思います。
聖徳短期大学で学んだ知識を最大限に生かして、子供達の気持ちが分かる頼りになる保育士を目指して努力していきたいと思います。
資格を得る為の道は険しかったですが、もうすぐ憧れの保育士になれると思うと嬉しくて仕方がありません。
実習時は体力面でかなりきつい思いをしたので今から体力作りに励み、園児達のパワーに負けないように万全の態勢で頑張りたいと思っています。
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