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保育士修学資金貸付制度とは?デメリットもあるから気を付けて!

保育士修学資金貸付制度」って知っていますか?

学費を用意できなくて保育士になるの諦めている人は必見!保育士資格を取得するための学費補助制度があるんですよ。

保育士になるための学費の補助金をだしてくれる制度

保育士修学資金貸付制度とは?学費の補助金を上手に活用しよう

保育士修学資金貸付制度とは、簡単に言えば保育士養成施設に在学する人に対しお金を貸してくれる制度です。

金額は月額5万円以内で、学費のサポート期間は2年間。最大160万円

この他に初回貸付時に入学準備金として20万円以内を、卒業時に就職準備金として20万円以内を貸してもらうことができます。

保育士を目指す人にとっては、ぜひ利用したい制度です。

保育士修学資金貸付制度はどこに申し込めばよいの?

保育士の学費補助金

保育士修学資金貸付制度を実施しているのは都道府県、あるいは都道府県が認めた社会福祉法人等の団体です。

もし、制度を利用したいと考えているなら、お住いの自治体に保育士就学資金貸付制度のことを問い合わせてみましょう。

自治体によってはホームページ等で申込者を募っていることもあります。

保育士修学資金貸付制度の申し込み時期や、申し込み方法は各地域で差があるので、必ず自分の住んでいる地域の情報を手に入れてください。

また「貸付元の自治体に住民登録をしていること」等の申し込み条件が設けられていることもあります。あわせて確認しておきましょう。

⇒保育士の働き方、正職員・派遣社員・時短パートいろいろ。

保育士修学資金貸付制度のデメリット

無利子の補助金

保育士修学資金貸付制度の注目すべき点は、基本的に無利子であることです。

さらに、貸付制度と銘打ってはいますが、ある条件を満たせば返済の必要すらなくなります。

その条件とは「保育士養成施設を卒業後、1年以内に保育士として登録を行い、貸付元の自治体区域で5年間働くこと」です。

(過疎地域での就業や、借り手が中高年であった場合は、就業しなければならない期間が短くなることもあります)。

デメリットは条件を守れなかった場合、貸付金を返済する義務が生じ、期限までに返済できなければ利子が発生すること

とはいえ奨学金の返済で苦しむ学生が多い中、5年の勤務で【月5万円×24か月+20万×2回=160万円】の返済が免除されるのはとてもありがたいことといえるのではないでしょうか。

⇒保育士の役職手当について。

就職準備金貸付制度も見逃せない

保育士修学資金貸付制度と合わせて実施されているのが、就職準備金貸付制度です。

こちらは保育士資格を持っていながら、現在保育士の仕事をしていない人(保育士登録後1年以上が経過し保育施設を離職後1年以上たっているか、全く保育士として働いたことがない人)を対象としています。

このような人たちが保育施設で働こうとしたとき、20万円の就職準備金を借りることができるのです。

この制度では、貸付元の自治体で2年間勤務を続ければ借り手の返済義務はなくなります。

補助金のまとめ

保育士人材を確保するための貸付制度は、普通の借金や奨学金に比べてかなり有利です。

保育士の資格を取りたい、保育士として働きたいという人はこれらの制度を利用しない手はありませんね。

⇒保育士の通信制大学【学費一覧】