保育士資格所有者は「子ども相手の専門家」とみなされる
保育士資格を取得したら、保育園で働くのが当たり前!と思ってはいけません。
実は保育士資格は保育園以外でも需要があるのです。
保育士資格を所有している人は「子ども相手の専門家」とみなされますから、子ども向けにサービスを展開している職種では重宝されるはずです。
保育園以外で保育士資格が生きる職場
学童保育
学童保育は放課後の小学生を預かる場所です。
学校が終わった後、子どもたちは学童に集まり保護者が迎えに来るのを待ちます。
指導員は子どもたちの遊びを見守ったり、宿題が終わるように手助けしたりします。
基本的に放課後~保護者が迎えに来るまでの3~4時間勤務ですが、夏休みなど長期休暇の間は勤務時間は長くなります。子ども相手ということで、保育士の資格を持っている人は採用されやすくなります。
病児保育
普段保育園に通っている子どもでも、熱が高いと登園することができなくなります。
それでも保護者が仕事を休めない時に子どもを預かってくれるのが病児保育。
病気の子どもの世話をするのですから神経は張りますが、病院に併設されている病児保育施設に勤務する場合はお医者さんや看護師さんと連携して保育するのでいざという事態にも備えられます。お給料は高めのことが多いです。
一時預かりサービス
デパート、エステサロンなど、たまには育児から離れて楽しみたいというお母さんの為に、しばらくの間だけ子どもを預けられる託児所を持つ商業施設が増えてきました。
また、街中にも一時的な託児スペースを提供している施設が見られます。
このような短時間育児の手助けをする仕事でも保育士資格が重要になるのは言うまでもありません。
ベビーシッター
ベビーシッターは個人の家に訪問し、そこで子どもたちをお世話する仕事です。
家庭的な雰囲気の中で、少人数の子どもと向き合った保育をすることになります。
施設の方針に合わせた保育が気づまりだという保育士の中にはあえて自分の考えで保育ができるベビーシッターを選ぶ人もいます。
ベビーシッターになるには特別な資格は必要ありませんが、やはり保育士資格を持っているほうがご家庭から依頼されやすい傾向があるようです。
幼児向け教室
習い事の開始時期が早まっている昨今、幼児向けの英会話教室や体操教室、音楽教室がたくさん開かれています。
子どもの扱いに長けているとみなされる保育士は、これら幼児向け教室のインストラクターとして採用されやすくなります。
子どもを引き付ける自信がある人は、自分で教室を開いてもよいかもしれませんね。
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保育士=保育園と考える必要はありません。
保育園以外いろいろな活かし方を考え、自分に合った働き方を見つけてください。
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