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保育士に休憩時間ってあるの?ゆっくりできる時ってあるのかな?

保育士の休憩時間はどうなっているのか?

これから保育士資格を目指す方のためにわかりやすく解説します。

保育士の休憩時間は昼食時間ではない

保育士に休憩時間ってあるの?ゆっくりできる時ってあるのかな?

OLさんなど会社勤めの方なら、お昼には昼食時間を兼ねた休憩時間があるのではないでしょうか。

会社外の美味しいレストランに出かけたり、銀行によってお金をおろしたりと自由に使える休憩時間は仕事の何よりの息抜きですよね。

しかし、保育士の場合は休憩時間=昼食の時間ではありません。

なぜなら保育士の昼食時間は子どもとともに給食を食べることで過ぎていくからです。

もちろん昼食時間だからといっても、子どもたちがちゃんと給食を食べているか、偏った食べ方をしていないか、犬食いになっていないか…

などなど気にしなければならないことは盛りだくさん!昼食を食べてはいますが、休憩時間とは全く言えないのが現実です。

⇒土曜保育の日、保育士はどんな業務内容なの?もしかして週休1日?

保育士の休憩時間はお昼寝時間

子供が寝ている時間に保育士も休憩します

それでは保育士の休憩時間は何時か?

といえば、それはおおむね子どもたちがお昼寝をしている間の時間です。

お昼寝中も連絡帳を書いたり、書類を作成したり、寝ている子どもたちが呼吸をちゃんとしているか(睡眠時の突然死を防ぐための)呼吸チェックをしたりと結構忙しいのですが、そんな仕事の合間を縫って休憩に出かけます。

とはいえいくらお昼寝中といえども、子どもたちを残し保育士みんなが休憩をとることはできません。

教室に残る人を決め、保育士同士交代で休憩を取ることになります。

保育士の休憩時間は何かできるほど長くない

労働基準法で言えば、6時間を超える8時間以内の労働には45分以上の休憩が義務づけられています。

しかし、保育士の場合はなかなか45分まるまる休憩を取るのは難しい場合があります。

それは、子どもという人間相手のお仕事である以上仕方がないこと。

いくらお昼寝の時間が2時間と決まっていても、起きる子は30分で起きてしまいます。

寝つきの悪い子は1時間「とんとん」しても寝てくれません。

良心的な職場ならば、保育士がなるべく休憩を取れるよう配慮してくれますが、仮に「45分休んでいいよ」といわれても寝つきが悪い子がいる場合は休憩中もなんとなく気が落ち着かない…。

こんな環境なので、保育士の休憩時間は休憩室で軽くおしゃべり&お菓子をつまんで終わってしまうことが多いわけです。

⇒保育士のひそかな楽しみは給食です。

外に用事があるときは?

それでは保育士は労働時間中は全く外に出れないのか、というとそんなことはありません。

銀行に行ったり、郵便局に行ったりと外に用事がある場合はあらかじめ園長に外出許可をもらえばOK。

できるだけ同クラス内の保育士にも声をかけ、外に出ている間のことを頼んでおきましょう。

ただ長めの用事になりそうなときは時間休をとった方が気を使わなくて済みますよ。

「保育士の休憩時間」のまとめ

休憩時間も働く保育士の仕事

保育士の休憩時間は仕事の緊張から解き放たれる貴重な時間。

休憩室に集まっても良いですが人間関係につかれているときは、人のいない教材室などを探してボケーっとしているのもなかなかいいものですよ。

⇒公立保育園で働く臨時保育士とは?メリットとデメリットを紹介します