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未満児保育と以上児保育。あなたはどっち向き?

未満児と以上児を担当する保育士の業務を解説します。

未満児保育

生活中心の保育活動

未満児保育と以上児保育。

未満児保育(0歳、1歳、2歳)の保育は、個人の生活が中心です。

安全に一日を過ごし、規則正しい生活習慣をつけていく保育、個々人の発達状態を見守る保育をします。

以上児に比べ遊びのバリエーションや遊びの時間は少ないです。

発表会や運動会の演目も全くないか、出場時間が時間が短いため、物足りなく感じる保育士もいるかもしれません。

その分行事前でもさほど忙しくありません。

また未満児は複数担任であることが多いため、1人にかかる負担も以上児の先生に比べれば軽く済みます。

自身のお子さんが小さいなど家庭の事情がある保育士は未満児クラスの方が良いかもしれません。

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未満児は個人差が大きい

未満時とは? みまんじ

未満児担当は保育士一人が受け持つ子どもの数が少ないので、子どもとの距離が近く、個々人に合わせた保育をします。

特に0歳児は午睡時間のほか午前寝をする必要がある子もいるので、保育士が集団的な設定保育をする時間は1時間もあるかないか。

ミルクを飲む子がいたり、離乳食の段階にも差があり、月齢による個人差が大きくなります。

⇒乳児院で働く保育士の仕事とは?

未満児クラスの保育士はやりがいがいっぱい

0歳児担任 向いている人

1人1人の状態を正確に把握するのはなかなか大変なことですが、未満児保育のやりがいはその子の「初めて」を体験できること。

初めての一人歩きや、初めてのトイレ成功、初めての発話などを見ることができます。

長時間保育の子どもは、親より先に保育士の前で歩くなんてことが珍しくありません。

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以上児保育

自主的な活動を支援する保育

3才以上児保育

以上児保育(3歳、4歳、こども園なら5歳)は、集団生活と集団活動中心です。

保育士主導の未満児クラスと違い、子どもが自分で考えて動くことができるような活動を展開します。

お当番や〇〇係を取り入れ、子どもたちに仕事を与え、自立心が芽生えるように環境を整えていくのは以上児クラスならでは。

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保育+教育

いじょうじ

また以上児になると保育面と教育面の両立が必要になってきます。

学校教育ほど明確な教育内容はありませんが、学習意欲の芽生えを促す活動を取り入れていきます。

日々の生活の中で自分の名前の文字を書きたいと思わせたり、時計を見て自分の活動を制御できるように援助していきます。

小学校との交流が盛んなのも以上児クラス。

小1プロブレムを解消すべく、小学校体験や給食体験を行う園もあります。

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大変だけどやりがいのある以上児保育

以上児は園の代表としての顔も持っていますから、地域の行事に参加する機会も多いです。

以上児クラスを担当していると休日にたびたび予定が入ることになるでしょう。

もちろん運動会、発表会では中心となって行事を盛り上げます。

そのため以上児クラスの担任はイベント前には大忙しになります。

大変なことが多いように見える以上児保育ですが、行事での子どもたちの活躍をみれば大きなやりがいを感じるはずです。

また、大きくなっても「先生!」と担当保育士のことをしっかり覚えていてくれるのは以上児クラスで担当した子どもたち。

未満児で受け持った子どもはいかにその場ではなついてくれても、大きくなるとすっかり当時の担任のことをわすれてしまうこともあるのです…。

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「未満児保育と以上児保育」まとめ

未満児クラス、以上児クラスあなたが向いていると思うのはどちらだったでしょうか。

ただ、仮に自分は○○クラスがいい!と思っていても配属を決めるのは園長達管理職です。

配属されたクラスで精いっぱい頑張れば、思いがけないやりがいを見つけることができるかもしれません。